FedoraやCentOSの古いバージョンにはdiskcheckというツールがありまして、
ディスクの利用状況を監視し、設定した数値以上の利用量になるとアラートメールを出してくれるものです。
こちらのツールですが、yumやRPMが無く、CentOS2のSRPMしかありませんので、
SRPMからのインストールが必要になります。
以下、このツールの導入をモデルにした、SRPMをビルドし、CentOS5にインストールするチュートリアルです。
SRPMのインストールの流れ
SRPMは
- ソースを展開し(=SRPMのインストール)
- そのソースを元にビルドし
- できたパッケージ(RPMファイルなど)をインストールする
という流れになります。
SRPMのダウンロード
SRPMをダウンロードします。
ディレクトリ名からして、CentOS2用でしょうか。
wget http://ftp.yz.yamagata-u.ac.jp/pub/linux/centos/2.1/source/i386/SRPMS/diskcheck-1.1-1.src.rpm
ソースを格納するディレクトリを作成
ソースをインストールするために格納用のディレクトリを作成します。
(既に存在するのであれば、作成は必要ありません)
今回は該当のディレクトリが無かったので作成します
# mkdir /usr/src/redhat
続いてSRPMファイルをインストールします。
# rpm -ivh diskcheck-1.1-1.src.rpm
SPECファイルの修正
/usr/src/redhat 以下にインストールされるのですが
昔のSPECファイルは現在のものと書式が異なり、このままビルドしてもエラーが発生します。
/usr/src/redhat/SPECS/diskcheck.spec を修正します。
「Copyright」の部分を「License」に変更します。
vim /usr/src/redhat/SPECS/diskcheck.spec
-- Copyright: GPL
++ License: GPL
rpmbuildの確認
CentOSにSRPMをBuildする「rpmbuild」がインストールされていなかったのでインストールします。
「rpmbuild」をインストールするためには「rpm-build」のパッケージが必要です。
※間に「-(ハイフン)」を必要とします
# yum install rpm-build
rpmのビルド
全て揃いましたので、diskcheckをインストールします。
# rpmbuild -ba /usr/src/redhat/SPECS/diskcheck.spec
完成したRPMパッケージをインストール
BuidされたのでRPMパッケージをインストールします。
# rpm -ivh /usr/src/redhat/RPMS/noarch/diskcheck-1.1-1.noarch.rpm
Preparing... ########################################### [100%]
1:diskcheck ########################################### [100%]
以上でSRPMからのインストールが完了しました。
diskcheckについて
2つのファイルがインストールされました。
/etc/diskcheck.conf
/etc/cron.hourly/diskcheck
/etc/cron.hourly以下にインストールされ、
1時間おきにcronのタスクとして実行されます。(diskがチェックされます)
diskcheck.confの設定は以下のサイトで詳細が掲載されています(外部リンク)
diskcheckはpythonで動作しています。perl版のdiskcheck.plはこのツールをperlに移植したものです。
(若干機能削減していますが・・・・)