自作DOS/Vで構築するベンチャー的PCサーバ(2009年4月版)

2009年4 月13日  |  Written by matsumoto  |  under サーバー Yahoo!ブックマークに登録    はてなブックマーク - 自作DOS/Vで構築するベンチャー的PCサーバ(2009年4月版)

自作DOS/VによるPCサーバ

自作PCを使ってPCを組み、それにサーバ用のOSをインストールして、サーバとして利用する手法ですが
弊社ではごく一般的な手法としていまして、サーバ構築の際は1つの選択肢としています。

パーツ同士の相性のリスクや、アンチエイジングのテストが微妙というデメリットもありますが
個別に細かくカスタムできる点は大きな魅力です。

元々、PCパーツは値段が下がっていく傾向ですし、構築するタイミング(時期)により構成の仕様が大きく変わりますので
都度その時に合わせて性能・値段面でもベストな構成でサーバーを構築しています。

今回、ある案件で近々に自作DOS/VのPCサーバを構築する予定でして、サーバスペックや詳細情報などを定義する機会がありました。

以下がサーバに求める条件になります。

2009年4月現在での費用対効果を考えた構成は以下になりました。

サーバースペック (2009年4月現在)

項目 品名 備考
ケース Thermaltake/サーマルティク LANBOX Lite(VF6000BWS) キューブ型 Micro-ATX
CPU Intel Core 2 Quad Q8200(2.33GHz) CPUファンは純正品を使用
マザーボード Gigabyte GA-EG41MF-S2H Intel G35+ICH8 4スロット/最大8GB
電源 ENERMAX LIBERTY ELT400AWT-ECO 最大400W
メモリ UMAX/ユーマックス Pulsar DCDDR2-4GB-800 x2セット メモリは1台のサーバに2セットで計4枚(8G刺す)
HDD Seagate/シーゲイト ST31000528AS (SATA 1TB)
HDDクーラー CB-HDF801512L20
LANカード EXPI9301CT(Intel 82574Lチップ) PCIE(1)
9cmケースファン SANYO DENKI/山洋電気 F9-PWM ケース側面に取り付けるファン
防振ゴムプッシュ AINEX MA-023A (ファン固定用 防振ゴムブッシュ) 4つ入り(ケース側面に取り付けるファンを固定)

ケース、ケースファン、電源など

ケース

Thermaltake/サーマルティク LANBOX Lite(VF6000BWS)

http://www.alink.co.jp/tech/blog/wp-content/uploads/2009/04/41nhlfm-fbl_ss500_1.thumbnail.jpg

「省スペース性」を求めるのですが、1Uハーフサーバなど、ラックマウント型の省スペース型のサーバはコストがかかります。
また資材を簡単に調達できる事や、配線周りのメンテナンス性も考えますと、管理が楽なキューブ型のMicro-ATXを選択しました。

このケースはサイドにメッシュ状の穴が開いており、ここからも吸気させることができます。
例えば価格コムでの同ケースに側面ファンをつけた例(その1)同じように取り付けた例(その2)が大変参考になります。


電源

ENERMAX LIBERTY ELT400AWT-ECO

電源は効率のいいものを適当に選んでいます。
昔はseven teamをよく利用していましたが、最近はENERMAXかever greenを利用しています。
サーバ用ですのでビデオカードなどは使いませんので400Wの電源で十分です。

<参考リンク>
同ケースを利用した自作PC作成例

CPU

  • Intel Core 2 Quad Q8200(2.33GHz)

サーバーのCPUとしてはCore2Quadが最適だと考えています。やはり、平行処理の能力はサーバとのCPUとして大変魅力です。
QuadCoreのSシリーズ(省電力バージョン)もリリースされていますが、まだまだ値段が高いのと、
Q8200(TDP95W)とQ8200s(TDP65W)では消費電力がほとんど変わらないという結果もでています。

比較的省電力で動作するQuadCoreとしては、Q8200がコスト面・性能面からみると現時点ではベストと判断しました。

尚、CPUファンは純正を利用しています。特に変更する理由が無かったためです。

マザーボード

Micro-ATXのケースを選び、IntelのCPUを選んでいますので、まずMicro-ATXのIntelCPU対応のマザーの中から選んでいます。
Core2を選択していますので、更に「LGA775」(CPUをマザーに乗せる基盤の形)に対応したものになります。

それと、DIMMスロット(RAMをさせるスロット)は必ず4本付いているものを選びます。

メモリはDDR2-800を選択しています。
4本あれば2Gのメモリを4枚(計8G)さすことができます。

メモリはヒートシンクが付いているUMAXの2G-DDR2-800のメモリを4本刺します。

オンボードのNICがRealtek 8110SCですので、CentOSでは少々注意が必要です。
(CentOS5.1のインストール時に標準でドライバが付いておらず、別途インストールを必要としたケースがありました)

HDD、その他

HDDはSATA2で1TBを選んでいます。

SSDもよいのですが、未だにコストパフォーマンスが微妙なのと、MLCではコントローラの挙動がこれまた微妙な問題がありまだちょっと様子見です。

ざっとですが、以上のような構成で構築する予定です。

ネットワークを組む際に詳細を書きたいと思います。

<参考リンク>
自作PCでサーバを組むためのパーツ選び

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