自作DOS/Vで構築するベンチャー的PCサーバ(2009年4月版)
自作DOS/VによるPCサーバ
自作PCを使ってPCを組み、それにサーバ用のOSをインストールして、サーバとして利用する手法ですが
弊社ではごく一般的な手法としていまして、サーバ構築の際は1つの選択肢としています。
パーツ同士の相性のリスクや、アンチエイジングのテストが微妙というデメリットもありますが
個別に細かくカスタムできる点は大きな魅力です。
元々、PCパーツは値段が下がっていく傾向ですし、構築するタイミング(時期)により構成の仕様が大きく変わりますので
都度その時に合わせて性能・値段面でもベストな構成でサーバーを構築しています。
今回、ある案件で近々に自作DOS/VのPCサーバを構築する予定でして、サーバスペックや詳細情報などを定義する機会がありました。
以下がサーバに求める条件になります。
- 省スペース
- 静音性(ファンの動作音が小さい)
- メモリをたくさん積める
- メタルラック(スチールラック)の上にどんどん乗せていく。
2009年4月現在での費用対効果を考えた構成は以下になりました。
サーバースペック (2009年4月現在)
| 項目 | 品名 | 備考 |
| ケース | Thermaltake/サーマルティク LANBOX Lite(VF6000BWS) | キューブ型 Micro-ATX |
| CPU | Intel Core 2 Quad Q8200(2.33GHz) | CPUファンは純正品を使用 |
| マザーボード | Gigabyte GA-EG41MF-S2H | Intel G35+ICH8 4スロット/最大8GB |
| 電源 | ENERMAX LIBERTY ELT400AWT-ECO | 最大400W |
| メモリ | UMAX/ユーマックス Pulsar DCDDR2-4GB-800 x2セット | メモリは1台のサーバに2セットで計4枚(8G刺す) |
| HDD | Seagate/シーゲイト ST31000528AS (SATA 1TB) | |
| HDDクーラー | CB-HDF801512L20 | |
| LANカード | EXPI9301CT(Intel 82574Lチップ) | PCIE(1) |
| 9cmケースファン | SANYO DENKI/山洋電気 F9-PWM | ケース側面に取り付けるファン |
| 防振ゴムプッシュ | AINEX MA-023A (ファン固定用 防振ゴムブッシュ) | 4つ入り(ケース側面に取り付けるファンを固定) |
ケース、ケースファン、電源など
ケース
Thermaltake/サーマルティク LANBOX Lite(VF6000BWS)
「省スペース性」を求めるのですが、1Uハーフサーバなど、ラックマウント型の省スペース型のサーバはコストがかかります。
また資材を簡単に調達できる事や、配線周りのメンテナンス性も考えますと、管理が楽なキューブ型のMicro-ATXを選択しました。
このケースはサイドにメッシュ状の穴が開いており、ここからも吸気させることができます。
例えば価格コムでの同ケースに側面ファンをつけた例(その1)や同じように取り付けた例(その2)が大変参考になります。
電源
ENERMAX LIBERTY ELT400AWT-ECO
電源は効率のいいものを適当に選んでいます。
昔はseven teamをよく利用していましたが、最近はENERMAXかever greenを利用しています。
サーバ用ですのでビデオカードなどは使いませんので400Wの電源で十分です。
<参考リンク>
同ケースを利用した自作PC作成例
CPU
- Intel Core 2 Quad Q8200(2.33GHz)
サーバーのCPUとしてはCore2Quadが最適だと考えています。やはり、平行処理の能力はサーバとのCPUとして大変魅力です。
QuadCoreのSシリーズ(省電力バージョン)もリリースされていますが、まだまだ値段が高いのと、
Q8200(TDP95W)とQ8200s(TDP65W)では消費電力がほとんど変わらないという結果もでています。
比較的省電力で動作するQuadCoreとしては、Q8200がコスト面・性能面からみると現時点ではベストと判断しました。
尚、CPUファンは純正を利用しています。特に変更する理由が無かったためです。
マザーボード
Micro-ATXのケースを選び、IntelのCPUを選んでいますので、まずMicro-ATXのIntelCPU対応のマザーの中から選んでいます。
Core2を選択していますので、更に「LGA775」(CPUをマザーに乗せる基盤の形)に対応したものになります。
それと、DIMMスロット(RAMをさせるスロット)は必ず4本付いているものを選びます。
メモリはDDR2-800を選択しています。
4本あれば2Gのメモリを4枚(計8G)さすことができます。
メモリはヒートシンクが付いているUMAXの2G-DDR2-800のメモリを4本刺します。
オンボードのNICがRealtek 8110SCですので、CentOSでは少々注意が必要です。
(CentOS5.1のインストール時に標準でドライバが付いておらず、別途インストールを必要としたケースがありました)
HDD、その他
HDDはSATA2で1TBを選んでいます。
SSDもよいのですが、未だにコストパフォーマンスが微妙なのと、MLCではコントローラの挙動がこれまた微妙な問題がありまだちょっと様子見です。
ざっとですが、以上のような構成で構築する予定です。
ネットワークを組む際に詳細を書きたいと思います。
<参考リンク>
自作PCでサーバを組むためのパーツ選び








