最近、ものづくり系の方々とお話する機会が多くあります。
そんなみなさんは大概にしてキン肉マンが大好きなのです(独断と偏見)。
そこで今回は、僕らが共通して学んだ(であろう)キン肉マンからの教えをまとめてみたいと思います。
新しいアウトプットを創造する ~ウォーズマン理論~
まずは、ウォーズマンVSバッファローマン戦での、ウォーズマンの発言をご覧ください。
「100万パワー+100万パワーで200万パワー!!
いつもの2倍のジャンプがくわわって200万×2の400万パワーっ!!
そしていつもの3倍の回転をくわえれば400万×3の…
バッファローマン、おまえをうわまわる1200万パワーだーっ!!」
ウォーズマンは当時最強の超人強度*1である100万パワーを誇っていました。
しかしバッファローマンは、自分の10倍の超人強度を持つ1000万パワーであったため、ウォーズマンのあらゆる技は通用しませんでした。
専門スキルやリソースをフル活用しても、まったく解決できない規格外の業務案件に遭遇してしまうケースって仕事でもあると思います。
ところがウォーズマンは、
「逃げは勝機への糸口にはならん」
と果敢にも解決に向けてチャレンジしていきます。このときのステップが、ウォーズマン理論です。
- 今の自分の能力を冷静に客観分析し、且つ最大限に活用することを考える
ウォーズマンの場合は、彼の専売特許であるベアークローを、二刀流として活用することで、100万パワー+100万パワーで200万パワーを実現させています
- 経験則やスキルやツール等を、今の自分の能力に掛けあわせてシナジーをもたらす
いつもの2倍のジャンプ、いつもの3倍の回転数を加えることに挑んだ結果、バッファローマンを上回る1200万パワーという効果をもたらしました
上記ステップの成果として、彼は1200万パワーの「光の矢」という全く新しいアウトプットを生みだすことに成功しました。
1つの問題解決は施策、複数解決できるのがアイデア ~6を返すと9になるアイデア~
@kensuuさんの2010年01月02日のブログでは、
「一つの問題だけを解決するものはアイデアとは呼ばないんだよ。
それは単なる施策。問題を3つも4つも解決するものこそが、良いアイデアと呼ぶんだ」
(中省略)
一つの問題を解決するということばかり考えがちですが、それだと単なる施策になってしまい、
ヘタすればそのばしのぎの思いつきになってしまうわけです。
このような記事を書かれていまして、ものすごく共感させていただきました。
「その場しのぎ」の施策は、キン肉マンVSウォーズマン戦がまさにそうでした。
ウォーズマンの猛攻に対して、序盤、キン肉マンは「肉のカーテン」という防御策を取ります。攻撃から身を守る技なのですが、それはその場しのぎで解決するだけの施策でした。
その後すぐに弱点を見出されてしまい、ヘタしてしまった・・というオチにつながっていきます。
一方で、問題を複数解決できるアイデアは、キン肉マンVSバッファローマン戦で、バッファローマンが編み出した「6を返すと9になる」ではないでしょうか?
キン肉マンの絶対的な強さの象徴だったキン肉バスターを、上下の体勢を入れ替えることでキン肉バスター破りを実現しています。
(キン肉バスターを詳しく知りたい方は、ウィキペディアをご覧下さい)
この「6を返すと9になるアイデア」は返し技となって、
- 問題1:キン肉バスターの攻撃を避けたい
- 問題2:攻撃によって大きなダメージを相手に与えたい
- 問題3:その後の戦況を優位に運びたい
上記3つの問題を一度に解決することができました。
プロは継続して好成績を維持し続ける ~ロビン戦法~
プロ/アマ不問の企画コンペで、アマチュアの企画が採用されるケースがあります。しかしアマチュアが継続的に好成績を残せるかというと、それはちょっと難しいと思います
プロフェッショナルがアマチュアと一番異なる点は、いつも100点は取れないけど常時80点以上をキープできるところだと思っています。
正義超人の中で、戦績が非常に良いのがロビンマスクです。彼は、主人公のキン肉マン戦を除けば、約80%の高い勝率を誇っているのです。
そんなロビンマスクをご存知ない方は、アントニオ猪木並に多彩な必殺技を持っているとか、チェ・ホンマン並にデカくて怪力なのでは?と思われるかもしれませんが、彼は平均的な体格で、大技を駆使した戦術も決して好みません。
彼の強さの秘密は、ロビン戦法にあります。
ロビン戦法とは
というような複数の格言から構成されています。
誰でも考えつきそうな戦法に思えますが、実はそこには戦いの基本スキルが凝縮されていて、いわば元楽天監督の野村ノートのような存在なのです。
また、ロビンマスクは超人博士の異名を持つほどの勤勉家であり、PDCAにそってロビン戦法の改善や品質向上を継続的に実施しています。80%の勝率を維持するプロフェッショナルの影には、常に学びと自己啓発がありました。
ものづくりには愛が大切 ~主題歌の一節から~
キン肉マンの主題歌に、
あ~心に愛がなければスーパーヒーローじゃ~ないのさ~♪
という一節があります。
しっかりお仕事をやっている人に共通するのは、はやり仕事に対して「愛」が見えることです。
例えば「スーパーヒーロー」の部分を「サイト運営者」に置き換えた場合、まずは運営サイトに恋することが重要で、それを継続していたらいつかユーザーだって恋に落ちるかもしれません。
運営側とユーザーがサイトを通じて相思相愛になれた場合は強いと思います。
キン肉マンでいうところの「友情パワー」な状態になります。もしもそれがCGM系サイトだったら、
コンテンツがどんどん集まる
自浄作用もきちんと働く
ときには運営者がつまずいたって、ユーザーが支えてくれるかもしれない。
※超人強度とは超人の持つ強さを数値化したものです